クレアチニンが高いとどんな病気のリスクがあるのか?

クレアチニン 画像クレアチニンの数値が高い場合、腎機能の低下が疑われます。

それに伴い、腎臓やその他臓器の疾患が体内で進行している
可能性があるのです。

 

初期の自覚症状が現れにくいと言われる腎臓疾患だからこそ、
クレアチニンなどの数値に異常が出た場合、しっかりと
検査を行うなど医師の指導に従うようにしましょう。

 

具体的にはクレアチニン値が高い、特に2mg/dl以上の数値が
現れている場合以下のような疾患が考えられます。

 

 

腎機能疾患

 

急性腎炎/慢性腎炎

 

腎臓病の中でも最も多いのがこの「腎炎」です。

 

頭痛や貧血、むくみ、血尿、蛋白尿などが認められ、尿量が
減少したり血圧が上昇する場合もあります。

 

急性腎炎の場合、ウイルスや細菌感染などの後に発症することが
多く、急性の場合発病時の症状が激しくても比較的治りやすい
のが特徴です。

 

慢性腎炎の場合長い期間をかけて、血液ろ過機能である糸球体に
炎症が起き続けることで徐々に腎機能が低下していくため、
一度罹患すると治りにくいとされています。

 

投薬での完治はむずかしく、人工透析などの治療が行われます。

 

 

急性腎不全/慢性腎不全

クレアチニン 画像

 

腎不全とは腎臓の血液ろ過機能が低下し、老廃物の排出が
十分に行われなくなった状態で、一般的に腎臓の機能が
正常時の30%以下まで低下した時のことを指します。

 

急性腎不全は何らかの原因によって数時間から数週間という
短時間の間に急激に腎機能が低下するもの。

 

早期に発見され、適切な治療を受けた場合回復も見込まれます。

 

数か月から数年かけて徐々に腎機能低下が進行する慢性腎不全
の場合、一度失われた腎機能の回復がむずかしいとされています。

 

 

尿毒症

 

尿毒症は腎機能の低下によって起こる症状で、腎不全がかなり
進んだ状態で現れるものです。

 

腎臓によって行われる老廃物の排出や体内の電解質バランスの
コントロール、ホルモン調整機能などが阻害され、さまざまな
影響を及ぼします。

 

 

尿路系疾患

 

閉塞性尿路疾患

 

クレアチニン数値の異常が比較的軽度な場合、尿路結石や
前立腺肥大などからの閉塞性尿路疾患も疑われます。

 

通常であれば腎臓から排出される尿が、なんらかの要因によって
逆流するなどして腎臓に損傷を引き起こします。

 

またクレアチニン値の異常が軽度の場合、脱水症状などが
原因ということも考えられるとされています。

 

脱水によって血液濃度が上がった場合に一時的にクレアチニン
の数値が高く出るのです。

 

 

その他の疾患

 

先端巨大症、巨人症

クレアチニン 画像

 

あまり多く見られる疾患ではありませんが、寿命に関わる
重大な疾患のひとつです。

 

成長ホルモンが過剰に分泌されることで起こり、先端巨大症は
関節部や顔の一部、手足などが肥大化し、様相に変化を
及ぼします。

 

先端巨人症は成長が止まった成人で起こり、発育期に発症した
場合は巨人症として急激に身長が伸びるとされています。

 

見た目の変化以外にも、頭痛や視力障害、性機能低下、無月経
などの症状が現れることもあります。